病気になった意味を一緒に考えるということ

こんにちは。あおいろ訪問看護ステーション代表・管理者の大橋です。

「健康寿命を延ばすこと」はとても大切なことです。私自身も、できる限り健康で、自分らしく生活できる時間を長く持ちたいと思っています。

一方で、看護師として多くの方と関わる中で、年齢に関係なく病気や障がいと向き合いながら生きる方、そして若くして人生の最期を迎える方も見てきました。

そんな経験を重ねる中で感じるのは、病気そのものに意味があるというよりも、「病気になったことで見えてくる大切なもの」があるのではないかということです。

病気になる前は伝えられなかった感謝の言葉。
ずっと胸の中にしまっていた謝罪の気持ち。
家族との時間の尊さや、自分にとって本当に大切なもの。

病気をきっかけに、それまで気づかなかった想いや人とのつながりに目を向ける方は少なくありません。

もちろん、病気になることは決して望ましいことではありません。苦しみや不安、悔しさを伴うこともたくさんあります。

それでも、その時間の中で利用者さまが何を感じ、何を大切にしたいと思っているのか。その方にとって病気と向き合う意味は何なのか。

私たち訪問看護師は、日々のケアの中でそんなお話を伺うことがあります。

「今だから伝えたいことはありますか?」
「大切にしたい時間は何ですか?」
「これまでの人生で一番感謝していることは何ですか?」

そんな会話の積み重ねが、その方らしい人生を支えることにつながるのだと思います。

訪問看護は、病気や症状を看るだけではありません。

その方の人生に寄り添い、その人らしく生きるためのお手伝いをすることも大切な役割です。

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