あおいろ訪問看護ステーションが大規模化を目指した理由
こんにちは。あおいろ訪問看護ステーション代表・管理者の大橋です。
最近、入職してくださるスタッフが増え、「もっと営業に行かなきゃ」と少し焦る気持ちになっていました。
そもそも営業とは「お客様に寄り添う直接的なアプローチ」、マーケティングとは「市場全体を対象とした戦略」のことだそうです。
私は事務職出身なので、看護師という仕事はもちろん、営業も一度は経験してみたい仕事の一つでした。そのうえ、ステーション運営を通してマーケティングにも携われることを、とても面白く感じています。
ただ、私たちが営業や採用に力を入れているのは、単に事業を大きくしたいからではありません。
その理由は、地域の緩和ケアのニーズに応えたいからです。
そして、そのニーズに安定して応え続けるためには、大規模な体制が必要だと考えました。
訪問看護は「利用者さまがいるからサービスを提供する」のではなく、「必要な時に必ずサービスを提供できる体制」があってこそ、本当の意味で地域を支えられると考えています。
現在、あおいろ訪問看護ステーションでは、

・21時までの定期訪問
・夜間待機2名体制
・土日7~8名体制での運営
・平日日中の緊急対応が可能な看護師配置
など、24時間365日のサービス提供をより確実なものにするための体制づくりを進めています。
もちろん、体制を作ることがゴールではありません。
その体制をどう機能させ、利用者さまやご家族にとってより良いサービスにしていくかが大切です。
考えることも重要ですが、まずは実践を積み重ねること。
土日の定期訪問については何年も継続してきたため、新規依頼や緊急対応、急な欠員が発生しても、スタッフが落ち着いて対応してくれています。
改めて振り返ると、本当に頼もしいスタッフばかりで、感謝の気持ちでいっぱいです。
一方で、21時までの定期訪問はまだ始まったばかりの新しい取り組みです。
これから利用者さまやご家族の声を聞きながら、メリットや課題を整理し、さらに良い形へとブラッシュアップしていきたいと考えています。
先日、夜間の定期訪問を利用されていたお二人の利用者さまをお看取りしました。
もちろん、まだ事例数が少ないため結論を出すことはできません。
しかし、ご家族からは「安心できた」という声をいただいています。
例えば、夕方16時に訪問して「また明日来ます」とお伝えするのと、
夜20時に訪問して「また明日の朝に伺います。その間はご家族も休んでください。何かあれば待機している看護師がいますので、遠慮なく呼んでください」とお伝えするのでは、安心感が大きく違うのではないでしょうか。
それは利用者さまやご家族だけでなく、私たち看護師にとっても同じです。
「この後は仲間がつないでくれる」
そんな安心感があるからこそ、一人で抱え込まず、チームで利用者さまを支えることができます。

