「穏やかな時間」を支える訪問看護 。ご本人とご家族に寄り添うグリーフケア
こんにちは。
あおいろ訪問看護ステーション代表・管理者の大橋です。
私はこれまで看護師として多くの方と関わる中で、そして一人の家族として、大切な人を突然亡くすという経験をしました。
その時、私の心に残り続けたのは、「最期は苦しくなかっただろうか」「不安やつらい思いをしていなかっただろうか」という答えの出ない問いでした。
誰にも看取られずに旅立ってしまうと、その時間がどのようなものだったのかを知ることはできません。
「あと1日、あと1時間でも時間があれば、もっと何かできたのではないか。」
「苦しさや不安を少しでも和らげることができたのではないか。」
そんな思いを抱え続けるご家族は少なくありません。
だからこそ私は、訪問看護の大切な役割は、医療や介護を提供することだけではないと考えています。

痛みや息苦しさなどの症状を和らげ、ご本人ができる限り穏やかな時間を過ごせるよう支えること。そして、その時間をご家族と一緒に見守り、「穏やかに過ごされていましたよ」「安心して過ごされていましたよ」とお伝えできる存在であることも、私たち訪問看護師の大切な役割です。
このような関わりは、ご本人にとって安心につながるだけでなく、ご家族が大切な人を失った悲しみと向き合うための支えにもなります。
これを「グリーフケア(悲嘆のケア)」といいます。
大切な人を亡くした悲しみは消えるものではありません。しかし、「最期まで安心して過ごせた」と感じられることは、ご家族の心を少しずつ支える大きな力になります。
あおいろ訪問看護ステーションでは、ご本人だけでなく、そのご家族の想いにも寄り添いながら、一人ひとりに合わせた訪問看護を心がけています。
「住み慣れた自宅で安心して過ごしたい。」
「家族との時間を大切にしたい。」
そんな願いを叶えられるよう、これからも私たちは医療と心の両面から支え続けてまいります。


