働き方もケアも、“続けられる仕組み”を作りたい
こんにちは。
あおいろ訪問看護ステーション代表・管理者の大橋です。
訪問看護の世界では、「看護師の年収を上げたい」という話題がよく出ます。
実際、年収を上げること自体は可能です。
ただ、そのためにはどうしても“稼働率”が関係してきます。
例えば、1日4件程度の訪問で年収500万円を超えるのは、現実的にはなかなか難しいと思います。
一方で、1日5〜6件の訪問に加えて待機対応なども含めると、500〜600万円は十分現実的なラインになります。
実際には、それ以上になるケースもあります。
もちろん、効率よく動くことも大切です。
ですが、それ以上に重要なのは、「それだけの依頼をいただけること」だと感じています。
あおいろ訪問看護ステーションでは、私自身も営業に行きますし、役職者やリーダーたちも営業活動をしています。
本当に忙しい中でも、
「いつ営業行ってたの?」
と思うくらい動いてくれています。
地域との信頼関係を積み重ねることが、結果として利用者さまへの支援につながっていくのだと思います。

そして、5月後半からは“遅出勤務”もスタートします。
夕方の時間帯は、利用者さまにとって不安が強くなりやすく、コールも増える時間です。
そこに対応しやすくなるだけでなく、イーブニングケアの充実にもつながると考えています。
睡眠薬の確認や投与、鎮痛剤や抗生剤の対応、口腔ケアなど――。
「夜も見に来るからね」と伝えられるだけで、利用者さまだけでなく、看護師自身も安心できる部分があります。
遅出スタッフがいる21時までは、待機スタッフを含めて3名体制。
利用者さまにも、働くスタッフにも安心感のある体制を目指しています。
もちろん、遅出勤務には手当の支給も予定しています。
そして、計算上ではありますが、将来的には“週休3日”の働き方も実現できるかもしれません。
あおいろ訪問看護ステーションは、開業当初から「直行直帰」を基本とした管理体制を続けてきました。
社用車を利用する場合など一部例外はありますが、基本的には現場からそのまま帰宅する働き方です。
これは、「生活を大切にしながら働いてほしい」「時間を大切にしてほしい」という想いから始めた仕組みです。
規模が大きくなると、もちろん課題も増えます。
クレーム対応、スタッフの退職、資金管理――。
仕事の大部分が、そういった“経営”に使われることもあります。
それでも、必要以上に「集まる文化」にはしたくありません。
むしろ、そうしないことでDX化が進み、効率的な組織運営につながっている部分もあります。
事務所が手狭になったという感覚もあまりなく、「移転しなければ」という発想にもなりません。
これから先、さらに規模が大きくなれば、資金繰りなど新しい課題も出てくると思います。
それでも、淡々と、粛々と、自分たちの目標に向かって進み続けたいと思っています。
必要な人に、必要なケアを届けたい。
そして何より、「看護師っていい仕事だな」と、多くの人に思ってもらいたい。
看護師自身が、自分の仕事を誇りに思える。
そんな環境を、これからも作り続けていきたいと思っています。

