「自分ができること」と「チームができること」

こんにちは。あおいろ訪問看護ステーション代表・管理者の大橋です。

特定行為研修を受けた看護師がいるステーションと、認定看護師・専門看護師がいるステーション。

私は、どちらにも大切な価値があると思っています。ただ、その価値の形は少し違います。

特定行為研修を受けた看護師の強みは、自分自身ができることを増やし、その場で必要な対応ができること。医師の指示を待つだけでなく、定められた手順や役割のもとで、より迅速に動ける力です。

一方、認定看護師や専門看護師の強みは、自分の知識や経験を周囲に伝え、チーム全体の力を高めていくことにもあります。自分が対応できるだけでなく、自分がいなくても、そこにいる人たちが適切に対応できるようにする。そんな仕組みをつくることも、大切な役割のひとつです。

「自分ができること」と「チームができること」

私はありがたいことに、それぞれの研修や教育を受ける機会に恵まれました。

実際に経験してみて感じたのは、一人ですべてを担うことはできないということです。

自分が手を動かせば、目の前の人を助けることができます。でも、その対応を自分だけが担い続ければ、「自分にしかできない」という状況が生まれてしまうこともあります。

反対に、人を育てることに時間を使えば、その間、目の前の対応を誰かに任せなければならない場面もあります。

どちらも大切だからこそ、時間や力の使い方に悩むことがあります。

それでも、両方を経験できてよかったと思うことがあります。それは、それぞれの立場にいる人の気持ちが、以前より少しわかるようになったことです。

特定行為研修を受けた看護師が抱える「自分がやらなければ」という責任の重さ。

認定看護師や専門看護師が感じる、「人を育てていても、すぐには成果が見えにくい」というもどかしさ。

どちらにも、身に覚えがあります。

だからこそ大切なのは、自分が何を大切にし、どこに力を注ぐのかを自覚することなのだと思います。

あれもこれもと一人で抱え込もうとすると、結局どれも中途半端になってしまうかもしれません。

今の私が主軸に置いているのは、専門看護師としての役割です。特定行為研修などで得た学びも、その役割を果たすために活かしていきたいと考えています。

自分が直接対応する場面を見極めながら、そこで得た経験や知識をチームに還元していく。そんな働き方を大切にしていきたいです。

さまざまな立場を経験して、あらためて感じることがあります。

それは、何ができるかだけでなく、それぞれの立場で何を大切にし、どんな思いを抱えているのかを理解することも、専門性のひとつなのかもしれないということです。

……と、少しえらそうなことを書いてしまいましたが(笑)。

実はもうすぐ、専門看護師と認定看護師、両方の更新結果が届く予定です。

ここまで書いておいて、ちょっとドキドキしています。

どうか無事に更新できますように……!

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