究極の専門性

こんにちは。あおいろ訪問看護ステーション代表・管理者の大橋です。

私は、「何かを大きく変えよう」とすることだけが、良いケアだとは思っていません。自分ひとりの力で何かを変えられると考えるのではなく、今できることを、みんなで少しずつ積み重ねていくことが大切だと考えています。

たとえば、痛みが10あるとしたら、9に、8にと少しでも和らげていく。そのために、患部を冷やす、頓服薬を使う、優しくさする、お話をじっくり聞く、リハビリを取り入れるなど、できることを一つずつ試していきます。訪問回数を調整することも、その方に合った大切なケアのひとつです。

たった一つの方法で、すべてが劇的によくなるとは限りません。だからこそ、さまざまな方法を考え、工夫しながら、あきらめずに関わり続けることが大切なのです。

私はがん看護専門看護師として、これまで多くの方の看取りにも携わってきました。その経験を通して感じるのは、特別なことをするだけが専門性ではない、ということです。

基本に忠実に、一人ひとりの状態を丁寧に見つめ、必要なケアを確実に行う。そして、その積み重ねをチーム全体で続けていく。

当たり前のケアを、当たり前に、みんなが実践できること。

それこそが、私の考える究極の専門性です。

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