“管理者がいない日”をどう支える?

こんにちは。あおいろ訪問看護ステーション代表・管理者の大橋です。
訪問看護は 24時間365日、ケアが止まることのないサービスです。
そのため本来は、「なんとなく管理者がその場で決める」という運営では、長く安定した体制を作ることができません。

特に、土日をオンコールで回しているような事業所では、管理者が中心となって調整し、利用者の数に応じて対応できるスタッフを探す…という形が見られます。

もちろん、管理者が機能している間はうまくまわるかもしれません。
しかし、体調不良や急な事情で動けなくなった途端、事業所全体が立ち行かなくなるリスク があります。

“管理者がいない日”をどう支える?

経験が浅くても「立場」を任せるべき理由

私が考えているのは、経験が浅くても、休日はスタッフに手当をつけて“当番責任者”を任せることです。

責任ある立場に立つことで、人は驚くほど成長します。
これは、私自身の経験から強く感じていることでもあります。

以前、看護部長がこう話してくれました。

「お休みの日の病棟リーダーは師長の代わり。当直師長は看護部長の代わり。普段とは立場が違うのよ。しっかりがんばってね。」

当時よりも経験を重ねた今、あらためて「本当にその通りだな」 と実感しています。

“休日統括”という考え方

先日、とあるイオンで「夜間店長」という役職の方に出会いました。
この仕組みを見て、ふと思いました。

ステーションが3つくらいになったら、“休日統括”という役割を置くのもありなのでは? と。

急な病欠

トラブル

休日の緊急判断

こういったことに、統括者が横断的に対応できると、事業所全体が今よりもっと安定します。

24時間365日のケアは、“管理”も365日必要

ここ数日、病欠者が出たことで、休日の管理体制について深く考える機会がありました。

利用者さんへのケアが365日途切れないためには、運営側の管理も365日つながっている必要がある。

そう痛感したのです。

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