スピリチュアルケアのかたち
こんにちは。おあいろ訪問看護ステーションの代表・管理者、大橋です。
お正月をなんとか乗り切ったものの、ここにきて体調を崩される方からのご依頼が増えてきました。訪問してアセスメントを行い、サービスを調整する。この一連の流れを1~2時間でこなす忙しさは、正直バタバタしますが、私にとっては性に合っています。
そんな中、「スピリチュアルケア」という研修案内が目に留まりました。スピリチュアルケアというと、静かに話を聞いて「スピリチュアルペイン」に寄り添うことが一般的なイメージかもしれません。でも、私は日々のケアそのものがスピリチュアルケアだと思っています。
たとえば、自宅で安心して過ごせる環境を迅速に整えること。それも立派なスピリチュアルケアです。また、利用者さんが気兼ねなく夜間に電話をかけられる体制をつくることも、大切なスピリチュアルケアだと感じます。
もちろん、力不足を感じることもあります。でも、「支えたい」という気持ちは偽りのない本心です。その想いを行動に移し、どんな立場でも寄り添う。それが私たち「あおいろ」のスピリチュアルケアだと思っています。
とはいえ、スピリチュアルケアの具体的なノウハウを学ぶのも重要だと考えています。いずれスタッフ向けに研修を企画してみたいですね。今のままでも素晴らしいケアを実践してくれているスタッフたちに、「そのままで十分できているよ」と伝えたいです。