病院・施設・在宅――それぞれの良さを知って、私は“おうちの看護”に惹かれました
こんにちは。あおいろ訪問看護ステーション代表・管理者の大橋です。
最近、採用面接をしていて感じるのが、「施設で働いてみて、在宅にも挑戦してみたい」という方がとても多いことです。
ここ最近お会いした約10名の求職者のうち、半分ほどがこのケースでした。
病院で働く方々は、医事課や看護部など――
強力なバックオフィスの支えを受けながら、専門的な業務に専念できる環境にあります。
現場のスタッフがそのありがたさを意識する機会は少ないかもしれませんが、
実は“安心して看護に集中できる仕組み”が整っているのです。
一方で、施設は病院と似ているように見えても、同じようなバックオフィスを設けるのは難しいことが多い。
そのため、現場の職員自身が管理や運営にも関わる必要があります。
そして在宅の現場は――
バックオフィスがほとんどないことも多いですが、一人ひとりが全体を見渡しながら自分の役割を果たす、そんなやりがいのあるフィールドだと感じます。

どの職場にも良いところ・大変なところはありますが、私自身は病院での仕事も大好きでした。
それでも、在宅での看護はそれ以上に楽しいと感じています。
おうちという、日常の延長線上で行う看護。
そこには、患者さんとご家族の“生活”がそのままある。
その中で寄り添えることが、訪問看護のいちばんの魅力だと思っています。


